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色のイメージとインテリアへの活用方法

わたしたちは日常生活の中で多くの色を目にしています。色と一言で言っても赤色、青色、黄色、緑色、白色、黒色などわたしたちの生活の中には数えきれないほどの色があふれています。少し例を挙げると、ファッションのコーディネートを決めるとき、食事を見栄え良く盛り付けるとき、部屋のインテリアをコーディネートするときなど、様々な場面で色について考えていることがわかります。色彩はわたしたちの生活に必要不可欠な衣食住に深く関わっています。

 

色にはそれぞれ一般的なイメージが存在すると考えられます。色は、ただ色として認識されるだけでなく、わたしたちの心や気持ちに働きかける特性も持ち合わせています。

 

そんな身近な存在である色彩のもつ力を無意識に感じ取っていると考えられます。たとえば、暖色を見ると暖かそうに感じたり、寒色を見ると冷たそうに感じたりしますよね?これは暖色が炎や太陽といった暖かいものをイメージさせ、寒色が水や日陰といった冷たいものをイメージさせるからだと考えられます。実際にインテリアが暖色でまとめられた部屋と寒色でまとめられた部屋では、体感温度が2~3度も違うという実験結果もあります。そのため暑い時期には寒色のインテリアが好まれますが、寒色が多すぎると寒々しく感じてしまい、気分が沈んでしまうこともあります。バランスよくインテリアをコーディネートすることが大切です。

 

■情熱の赤色

熱や活発さをイメージさせる色です。アドレナリンを分泌させ、血圧を上昇させる効果を持っているため、寝室などにはあまり向きません。また食欲を増進させる効果があるため、リビングやダイニングに取り入れてあげると良いでしょう。

 

■爽やかな青色

心身をクールダウンさせ、集中力を高める効果を持っているため、勉強部屋や仕事部屋(書斎)に取り入れると良いでしょう。また青を見ると視床下部が刺激され、それによって分泌されるセロトニンという神経伝達物質が血圧を下げ、呼吸の回数を減らし、筋肉を弛緩させるように働くため、気持ちが落ち着くように感じるとされています。そのため、寝室に青色を取り入れてあげると安眠に繋がるでしょう。

 

■幸せの黄色

希望や幸福、積極的など前向きなものをイメージさせる色です。一方で、踏切や信号、工事現場のバリケードなどに使われるように危険や注意などといったネガティブなイメージで使われる色でもあります。また、気分を明るくさせたり、理解力や記憶力を高めたりする効果を持っているため、キッチンや子供部屋などに取り入れてあげると良いでしょう。

 

■安らぎの緑色

大自然や安全、生命力をイメージさせ、安らぎや穏やかさの象徴となる色です。癒し効果やリラックス効果を持っています。緑には神経系統の鎮静作用や鎮痛効果があり、ストレス軽減にも役立つとされているため、寝室などの落ち着きたい空間に取り入れてあげると良いでしょう。また疲労回復効果を持つ観葉植物などで取り入れるとさらに癒し効果が高まるでしょう。

 

■愛情のピンク色

優しさや幸せ、愛情といったイメージを与える色です。心を和ませ、緊張を和らげる効果を持っています。ベビールームや女の子の部屋に取り入れてあげると可愛らしい雰囲気をつくることができるでしょう。

 

■清潔な白色

清潔でクリーンな印象を与える色です。また、ウエディングドレスに代表されるように神聖で清らかなイメージを与える色でもあります。インテリアに白を取り入れると奥行きが感じられるため部屋を広く見せてくれます。さらに白は光を反射する色でもあるため、部屋が明るく感じられるという効果もあります。一方、白で統一した部屋は冷たく感じられることもあるため、程よくアクセントカラーを取り入れバランスを取るのが良いでしょう。

 

■シックな黒色

重厚感や高級感を感じさせる色です。引き締まった印象を与える色でもあるため、部屋がぼやけた印象のときはアクセントカラーとして取り入れてあげると空間がまとまります。しかし大きな面積で黒を使うと圧迫感や閉塞感を強く感じ、部屋が狭く見えてしまうこともあるため注意が必要です。

 

こうした一般的な色のイメージは、個人的な体験や経験など、また風土や歴史、文化、習慣などからも影響を受けるため、全員が同じイメージを共有するわけではありません。しかし、それぞれの色のイメージを理解し、それを活かしたインテリアコーディネートをすることによって、自分らしいお部屋づくりを進めることができます。